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ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮(ネタバレあり)

 

基本情報、予告編

  • 監督/ニコライ・アーセル
  • キャスト/マッツ・ミケルセン、アリシア・ヴィキャンデル、ミケル・ボー・フォルスゴー
  • ジャンル/ドラマ
  • 上映時間/137分

 

DVD

 

あらすじ

18世紀後半、ヨーロッパ。教会の力を背景に貴族が圧政を敷いていた時代。
1766年、英国王太子の美しき娘カロリーネは故郷を離れ、デンマーク王・クリスチャン7世のもとに嫁いできた。
聡明な彼女は、王との結婚生活に胸躍らせたが、無礼な振る舞いを繰り返す夫に失望し、愛情を抱くどころか、憎しみさえ感じていく。
そんな中、王の子を身籠った彼女だが、夫との面会を拒み続けた事で、唯一の友である女官を追放され、さらに孤独を深めていく。
1786年、ドイツで医者として働くヨハンは、精神不安定な王の侍医に選ばれ、共にデンマークに帰国する。
一方、王に対し心閉ざすカロリーネは、ヨハンにも心を閉ざすのだが、啓蒙思想に傾倒する彼に共鳴し、距離を縮めていく。
そして熱い思いを抑えきれなくなった2人は、仮面舞踏会の夜に一線を越えてしまうのだが…。

amazon ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮のページより引用

 

感想

長髪を黒いリボンで結び、中世の衣装でダンスするのはヨハン・ストルーエンセ役マッツ・ミケルセン。華麗なダンスに美しい乗馬の姿。
王妃カロリーネ役はアリシア・ヴィキャンデル。「コードネーム U.N.C.L.E.」のギャビー!美しさと芯のある強さが素敵です。カロリーネがストルーエンセに恋するのもしょうがない!

サブタイトル?の愛と欲望の王宮って…。間違ってはいないけど、ちょっと品が…ない…。
実話が元になっていて、歴史を知らないからそのまま受け取ると切なさ、やるせなさ、悲しさと、人間が1番怖いなと思いました。

次々と法律を成立させて、より良いデンマークにしようとするストルーエンセ。
ところが、今までの仕組み(しがらみともいえるかも)が簡単にはそうさせない。
終盤でストルーエンセが「私も民衆の一人だ!」と叫ぶシーン。民衆のために動いてきたはずが、その民衆から暴言を浴びせられます。届かない思いが切ないです。

国外追放となり、その後病気になってしまうカロリーネ。離れ離れになった子どもたちにちゃんと手紙が届いて良かったです。たとえ自分たちの代に変化することができなくても、次の代へ引き継がれる希望。人間の歴史。


王妃の次々に変わるドレスは派手すぎない色合いが美しいです。きらびやかな仮面舞踏会のシーンに登場する仮面、ふわふわとした装飾のついた大きな帽子、封蝋に閉じられた手紙に、揺らめく蝋燭の炎。

たまらんですね。

王宮が舞台なので人物に限らず背景も当然美しいです。海外の中世の衣装や当時を思わせるロケーションも気にするととても楽しいです!