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【絵本/ネタバレありひとこと感想】くまのがっこうシリーズ

 

基本情報

 

内容紹介

山の上の学校の寄宿舎で暮らす12匹のくまのこたちのなんでもないけれどあったかい1日のお話。
いちばんのおちびさんの「ジャッキー」を中心にいろいろな物語が展開される。ジャッキーは女の子であるが、他の11匹はすべて男の子である。
他にも野ねずみのチェリーやしろくまのデイビットなど色んなキャラクターがいる。

wiki くまのがっこうのページより一部引用

 


くまのがっこうに登場するくまのこは12匹。

主人公は末っ子のジャッキー。女の子です。

▲ぬいぐるみかわいい…!


11匹のお兄さんたちも海外の名前でカッコいいですよ。

絵本なのでとても早く読み終わります。
イラストをじっくり眺めていると、11匹のお兄さんがちゃんと描き分けてあるのに気づき驚きました!耳の形や顔の形に違いがあります。

くまのこたちの服装もかわいらしくて、眺めているだけでも楽しいです。
色使いもカラフル!水彩で描かれた海外風のインテリアや道具がオシャレです。


感想

くまのがっこう

シリーズ一作目。学校での様子が描かれています。
みんなで授業を受けていますがジャッキーは割と自由な振る舞いで、12匹の中から「ジャッキーは何をしているんだろう」と探すのが楽しいです。

夜になってベッドで寝ようと横になっている場面では、イニシャルがついたおそろいのパジャマ姿がかわいいです。
次第に泣き出してしまうお兄さんたちを泣きやませようと奮闘するジャッキーは頑張りやさんだなと思いました。


ジャッキーのパンやさん

がっこうのバザーで売るためのパンを作る話。
みんなでパンを作る過程がとても楽しそうでした!
朝6時からグズベリー(初めて知りました。日本でマルスグリやオオスグリと呼ばれるそうです)とラズベリーの収穫から始まり、12時に完成!

大きなパンがやっと焼き上がったと思ったら、ジャッキーがパンにダイブ。
まさかのダイブ!
………。
凹んでしまったパンを前にお兄さんたちが怒ります。そりゃそうだ…朝6時から作業を始めてようやくできたパンにダイブするなんて。

ジャッキーは凹んだパンをバザーで売りますが誰も買ってくれません。現実は厳しい!
雨も降り出しいよいよ辛くなってきたジャッキーの元へ、11匹のお兄さんたちがそれぞれ違った服を着てパンを買いに来てくれたのです!優しい!
怒っていたお兄さんたちもパンを売りに行ったジャッキーのことが心配だったんですね。


ジャッキーのじてんしゃりょこう

12匹のくまのこが自転車で旅行にでかけます。
花畑を通り過ぎ、森や山を越え、たどり着いたのは海でした!海まで自転車!

ジャッキーが泳いでいるとアクシデントが!そこにしろくまのデイビッドが現れ、助けてくれました。

それをきっかけに仲良くなるジャッキーとデイビッド。
2匹が一緒にアイスを食べてる様子を11匹のお兄さんたちがテーブルの下から見守っているのがかわいらしいです!


ジャッキーのおせんたく

洗濯の話。
天気のいい朝って洗濯したくなりますね!特に洗うものがなくても何かないかなと探してしまいます。ジャッキーも洗濯したくなるんですね〜。

12匹分の洗濯物が山盛りに入ったかご。まるでマフィンのようにモコモコの形になっていました。洗うのが大変そう!
ジャッキーはお兄さんたちに手伝ってもらいながら洗濯です。
風で飛んでしまったシーツを探しに行くお兄さんたち。頼りになります!


ジャッキーのおたんじょうび

お誕生日会のお話。
お兄さんたちがケーキを作ったり、会場の飾り付けをしたりとそれぞれ分担してお誕生会の準備をしています。

はしゃいでしまったせいかジャッキーは熱を出してしまいます。お兄さんたちが看病をしてくれますがなかなか熱は下がりません。
そんな時『じてんしゃりょこう』で出会ったデイビッドから誕生日を祝う手紙が届きます!やるなデイビット!
嬉しさのあまり熱はさがり、お誕生日会が再開!よかったよかった。


ジャッキーのうんどうかい

運動会のお話です。
運動会に向けてくまのこたちは練習を始めます。ジャッキーは背も小さくいつもビリなのでご機嫌ななめ。
練習がつまらなくなって散歩へ出かけるとカエルに出会います。
驚いたジャッキーは一目散に走って逃げますが、自分でも驚く速さで走れたようで、「もしかして練習をすれば兄さんたちに勝てるかも?」と思うようになります。

早く走れない、どうせ勝てないと思い込んでいたジャッキーがカエルとの出会いで考えと行動が変わって(カエルと変えるをかけた???)いきます。
自分を信じて素直に練習し始める姿勢は見習いたいですね。


ジャッキーのいもうと

ルルロロ登場!
ジャッキーが洗濯物を干していると、自分よりも小さい女の子のくま「ルル」と「ロロ」が迷い込んできました。
ルルとロロはガールスカウトで、訓練中にはぐれてしまったそう。

いつもお兄さんたちを振り回す側のジャッキーが年下のルルとロロに振り回されます。お姉さんのように見守り、お世話をしてあげている様子がとっても可愛らしかったです!


ジャッキーのトマトづくり

ジャッキーがアントン(いつも本を持っている3番目のお兄さん)からトマト栽培を教えてもらい、チャレンジします!
今まで特定のお兄さんとのお話がなかったので、ちょっと新鮮。

校庭にトマト畑を作り(いいのか??)、芽が出て順調に成長していたある日、嵐がきます。
ジャッキーはトマトが心配で、お兄さんたちは嵐の中トマトを守ろうとしているジャッキーが心配。お兄さんはいつもジャッキーをそっと見守ったり、時には助けてあげたりと大事に思っています。
翌日の朝畑へ向かうと、そこには元気な姿のトマトが!植物強し!
たくさん収穫できたトマトはジャッキーが料理をしてガーデンパーティ!テーブルの上には料理がたくさん並び、どれもおいしそうでした。


ジャッキーのたからもの

まさかのシリアス回。
いたずらのしすぎで叱られたジャッキーが家出します。家出したのはいいものの、することがないので家に戻ってみると誰もおらず置き手紙がありました。
手紙には「ジャッキーを探していたらロイ(11番目の兄)が崖から落ちた」と書かれていました。展開重っ!

ジャッキーが急いで指示された場所へ向かうと、待っていたお兄さんたちの制止を聞かずにロイを助けようとします。
怪我をさせてしまったジャッキー。うまくごめんなさいと言えず、かわりにオムライスを作るのでした。

シリアスなだけではないのでご安心を。
崖のシーンでは絵本の上下左右が変わるというおもしろい工夫がされています。
めくるページの向きが上から下になるので、崖の高さが見た目でよりわかりやすく表現されています。

この話でジャッキーの名前が判明します。「ジャクリーヌ・フランソワ」という名前でした。
「ジャクリーヌ」を調べるとwikiにはフランス語圏の女性名とありました。
インテリアが海外風だったりアルファベットがちらほら出てくるのでやたらおしゃれだなと思っていましたが、舞台はフランスなのでしょうか???


ジャッキーのはつこい

ジャッキーがデイビッドのもとへ遊びに行くお話。
自転車旅行で出会い、お誕生日に合わせて手紙をくれたデイビッドがついに表紙に登場!

デイビッドから「自分の住んでいるまち(おそらく北極)へ遊びにおいでよ」という内容の手紙が届き、ジャッキーは早速会いに行きます。あの星のペンダントをつけて。くーかわいい!

1匹で船に乗ったジャッキーは嵐に遭いながらもなんとか北極へたどり着きます。(すげー)
迎えにきてくれたデイビッドと再開し、まちのあちこちを案内してもらいます。スケートしたり、泳いだり、アイスを食べたり…デートですね!楽しそうです。
デイビッドの自宅にも行き、デイビッドのお母さんから話を聞いたりして楽しい時間をすごすのでした。
デイビッドはジャッキーが帰る日に寂しくなっていると手を握ってくれたり、オーロラを見せてあげたり。妹のように思っているのか、それとも恋心があるのかどっちなんだろうと考えてしまいました…。

どちらにしてもかわいらしさに溢れていて私は浄化されそうです。あー。


ジャッキーのゆめ

ほのぼの日常回。お兄さんたちも出番多いです。
ある日の夕食でお兄さんたちがジャッキーに「おとなになったら何になりたいの?」と聞きます。
あれこれ想像するジャッキーの想像力の豊かさ。素晴らしいですね。

後片付けをしながらもお兄さんたちとの会話は続きます。
質問されっぱなしのジャッキーでしたが「おにいちゃんたちはなにになりたいの?」と聞いてみると。

「みんなで仲良く暮らせてたらいいな」

家族が仲良く暮らすことは簡単なようで難しいときもあるでしょうが、兄妹たちが仲良く暮らすことを望むあたたかな願いにほんわかします。

この話はインテリアがオシャレで見ていて楽しいです。
部屋には様々な種類の花が飾られていました。羨ましい!!


ジャッキーのクリスマス

グレーテルのかまどで紹介された話です。泣きました。
クリスマスの日にジャッキーはサンタさんのようにふわふわと白いひげがあるおじいさんと出会います。
家に入るとケーキやおじいさんと女の子が写った写真を見ます。その女の子は亡くなっていました。
おじいさんを励ましたいと思ったのか、ジャッキーは写真のケーキに使われているラズベリーを取りに行きましたが、雪に埋もれた木には当然ラズベリーはなってません。

後からやってきたおじいさんと家に戻ろうとすると不思議なことが!
山盛りのラズベリーがのったそりをトナカイが引いてきました!おじいさんはサンタさん??

おじいさんの家にお兄さんたちも集まりみんなでケーキ作りです。作ったケーキを食べて森でパーティーをしたりとみんなで楽しく過ごしました。

おじいさんはジャッキーよりも背が高いので、話をするときは視線を合わせるために背中を丸め膝をつきます。相手を思う気持ちが伝わりますし、おじいさんは優しいですね。


ジャッキーのしんゆう

ものは大切にしましょう!のメッセージ性を感じる話です。
ある日ジャッキーへプレゼントが届きました。中身はピンクのうさぎのぬいぐるみ。

今まで持っていた黒いくまのぬいぐるみチャッキーを忘れ、うさぎに夢中になるジャッキー。(チャッキーは意思があって動いているように描かれることが多い気がしますが、ぬいぐるみですよね?)

いつも持っていたチャッキーを持っていないことを気にしたディッキー(1番目のお兄さん)が尋ねると、ジャッキーは探し始めました。
新しいぬいぐるみに夢中になるものいいですが、大事にしていたチャッキーも大切にしてあげないと!ですね。


ジャッキーつきへいく

ジャッキーが月へ行くお話。ちょっと不思議。
散歩をしていたジャッキーは森の中で不思議な物体を見つけます。実はウーリー(2番目)とアントン(3番目)が作ったロケットでした!
知らずに中へ入ったジャッキーがレバーを引くと宙へ浮かび上がっていきます。

月へ到着すると、古いサーカスのテントがありました。(こわいよ…)
中には表紙に登場しているビリーが1人で住んでいました。

仲良くなり、1人きりでサーカスのテントにいるビリーが寂しそうと思ったジャッキーは一緒に住もうよと誘いましたが、ビリーは「みんなをここで待っていないといけないんだ」と。おそらく巡業?でみんなは留守にしているということですかね。

ロケットを作る技術を持ったウーリーとアントン。驚きました!
お兄さんそれぞれのエピソードがあればもっと性格や特技がわかっておもしろいだろうなと思いました。